:: なぜWEBデザイナーは必要なくなるのか?

/ WEB制作・開発デザインニュース

海外のwebに関するニュースを購読しているんだけど、その中で「Why Web Design is Dead」というとんでもないブログ記事を発見した。

共感が持てるタイトルだったので記事を読んでいると、しっかりとした持論を持って説明していたので共有したいと思い書きました。

思うところは人ぞれぞれなので、ふ〜ん、程度で読んでいただけるといいと思います。

※基本的な構成はそのままですが、話を少し変えている部分があります。

 

原文はこちら

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目次

 

1) 一般化されたテンプレート
2) パターン化されたWEBデザイン
3) 自動化と人工知能化
4) Facebookのコーポレートサイト化
5) モバイル端末による新世界
6) 多様化するWEBサービスと見つけられるコンテンツ
7) WEBデザイナーからUXデザイナーへ

 

 

 

一般化されたテンプレート

 

このブログサイトでも使われているWordpressや、その他のサービスのDrupal、Joomlaなどのように無料で使えるCMSフレームワークに、プロフェッショナルのデザイン会社やアマチュアデザイナーが、有料から無料のものまでさまざまなテンプレートを用意している。

さらにそのテンプレートはスマホ対応済みだったり、料理や旅行などに特化したデザインも組み込まれている。

さらにHTML5 + CSS3で作られたプロフェッショナル仕様だし、それが無料〜¥5,000くらいで買えてしまうのでこれは使わない手はないでしょ!!っていうことで爆発的な成長を遂げた。

その結果、誰でもそれっぽいデザインのWEBサイトが作れるようになった。

 

 

パターン化されたWEBデザイン

 

飽和状態になったユーザーエクスペリエンス、あらゆる企業や技術者がトライアンドエラーを繰り返した結果、ユーザーにとって最適な見せ方がパターン化され、それが暗黙のルールとなっている。

例えばPCサイトでは左側ないし右側にナビゲーションがあってヘッダーとフッターがある。

各記事ページではSNSボタンが設置され、誰でもいつでも拡散できるようになっている。

こういったレイアウトはパターン化されているため、逆にパターンから外れたものは、ユーザーにとって意味のないこと、もしくは有害にさえなりえる。

 

 

自動化と人工知能化

 

WEBサイトやWEBアプリを開発するにあたって、Twitter社が提供しているbootstrapのようなグリッド化されたフレームワークcssを使うことが一般的になった。

ゼロからデザインしていくのではなく、決められた枠組みの中でデザインするため、決められた枠組みの中の制作になる。

さらには色やフォント、充実化されたフリー素材から簡単にクオリティの高い写真やイラストが購入できる昨今、WEBアプリケーションはとても似たものになってきた。

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Twitter社が提供するHTML、CSSとJSのフレームワーク
http://getbootstrap.com/

 

そしてそれらは、熟練されたWEBデザイナーよりもはるかに優れた機能を持っているため、使わない理由が見当たらない。つまりは人間の意志を反映せずに基準が作られて基準となる。

この先は、今までよりもより加速した熾烈な競争となり、新しい世界の幕が切って落とされた。

 

 

Facebookのコーポレートサイト化

 

1990年 代から2000年代のはじめ、自社のコーポレートサイトを作るために、企業は大金を使ってドメインやホスティングサービスを購入し、「WEBマスター」を雇ってWEBサイトの構築・運営をしていた。

2000年代中旬頃になるとブロガーと言われる人たちが登場し、自身でWEBサイトを作る文化が生まれた。

そして近年の傾向として、無料かつ数分程度でアカウントを開設することができることから、Facebookページをコーポレートサイトとする企業が増えた。Facebookページはパワフルなツールで、企業概要やサービス、住所や電話番号などの基本情報をしっかりと公開しつつも、ブログのように日々の情報を簡単に発信することができる。おまけに、拡散機能が付いているため、SEOの知識がなくても情報を発信できる。

 

 

モバイル端末による新世界

 

どれくらいのユーザーが、モバイル端末を使ってURL直打ちをしてサイトに訪れるだろうか?

ユーザーはWEBページのデザインや機能は特に意識しておらず、彼らは知らないうちに有名企業のアプリをホーム画面にしている。(一種のサブスクリプション化)

そうして、自分好みのホーム画面になった携帯は自分にとって最適な端末であるため、より携帯電話に触れる頻度が増し、タブレットやPC端末に触れる機会が減少していく。

先日のGoogleの発表にもあった通り、レスポンシブデザインが推進されている。レスポンシブは一般的にデザインやレイアウトを指すが、実際は十分でないスペックも考慮する必要がある。例えば情報の整理や画像の軽量化など、言い出したらきりがない。

 

 

多様化するWEBサービスと見つけられるコンテンツ

 

では情報量を精査し、ページ数を減らせばいいのか?

ポップアップ広告を閉じて、ナビゲーションの階層を探索し、ファーストビューでリッチなエフェクトがかけられたアニメーションや動画に目がくらむ。

「本当に大切なことは、ページ情報に最適な配置をすることではない。」それはほんの一握りの特定ユーザーにのみ有効。Googleがいくつかの検索結果から最適なページを提供するサービスを始めた理由である。

例えば、モバイル端末から近くのレストランを検索すると、あなたのレストランが表示され、あなたのレストランサイトへの誘導ボタンが表示される。

これは従来の検索手法であるキーワード検索とは大きく異なり、GPS位置情報機能を使ったサービスである。

この動きは最終的にユーザー満足度は向上すると見られている。

物事は、Siriのようなデジタルサービスに移行しており、さらには、Googleは先日、「Andorid M」を発表した。Android Mの詳細はこちらから

Googleの目標は、ユーザーが必要としている小さく確実な情報を提供すること。これはWEBページとWEBサービスのズレを明示している。もしあなたがレストランを探しているのであれば、FoursquareYelp、Google MapののナビゲーションとWazeの交通状況を取得する。

さらにこれらのサービスは、ユーザーが要求せずとも自動で配信されるPUSHベースのモデルへと移行している。

例えば、あなたの会議の時間に遅れないように、事前にGoogleがアラームで知らせる。

この世界では、WEBサービスは一切必要としていない。

しかし、これはWEBページが終わる話ではない。特定の目的を持ったユーザーには支持されるし、必要な情報なのでWEBページはこの先も生き続ける。これらのユーザーは、デザインに興味はなく情報を必要としているため、WEBページの世界はフラットである。

 

 

WEBデザイナーからUXデザイナーへ

 

ではWEBデザイナーとして働いている人たちはお役ごめんなのかといったらそうではない。UXデザイナーの需要は加速的に増えていくことが予想されるため、WEBページをデザインするのではなく、ユーザーの体験をデザインするUXデザイナーとしてキャリアを積んだらどうだろうか?

WEBチャネルのメンテナンスをすることを考えるのではなくビジネスを実行するかどうかが大きな分かれ道となる。

そしてこれらは、設計・計画・管理をする必要があり、チャネルに関わらず存在し続ける仕事である。ビジネスマンとしてあるために、チャネル間でのコンテンツの管理をする専門家でなくてはならない。

そして、これらが求められるのは第一に時間である。

 

これからのWEB業界は、テンプレート化された仕組みにより益々時間との戦いになるだろう。世界は理にかなった統合されたサービスを求めており、これらを短期間で形にできる者こそが、将来のWEB業界の柱に立っているだろう。

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