すでにWEBサイトを運営していて Bit bucketを使ってソース管理をしたい!ってなった時の手順についての記事です。すでにサイトを運営しており(ソースコードを持っている)、自分のパソコンからBitbucketを通じて管理する手順です。
Gitを使うと、ソース管理を行うことができるので、いつでも過去のソースコードに戻ることができます。 複数人で作業をする環境で本領を発揮します。それぞれのファイルで作業し(ブランチ)、整合性を合わせる(マージ)ことで、いわゆる先祖返りがなくなるため、バージョンを簡単に管理することができます。
また、誰が何のファイルを、いつ、何のために編集したのかも記録として残せるため、バグが発生したなどの障害時に、原因の特定が容易に行えるようになります。
この記事で説明している流れは、ざっくり言うと…
1.Bitbucketの管理画面より、新規でTeamを作成し、新しく作ったTeamの中で新規レポジトリを作成します。
2. ターミナルでいくつかのコマンドを入力します。
3. SourceTreeを使ってローカルリポジトリを追加し、CommitとPUSHをします。
目次
Bitbucketとは
AustraliaにあるAtlassianが提供しているフリーのホスティングサービスです。以前は対応する VCS が Mercurial だけでしたが、現在は Git も使用できるようになっています。
SourceTreeをインストール
SourceTreeはGUIで管理できる便利なアプリケーションです。gitはコマンドラインから操作することができるのですが、GUIで簡単に操作できるようになっているので、是非ダウンロードしておきましょう。
https://www.sourcetreeapp.com/
チームを作る
Bitbucketのアカウントを作成したあとにチームを作成します。作成はログインした後の左上のチームから作れます。
■例
チーム名: Grooving Earth
チームID: groovingearth
作成が完了すると以下のような画面になります。
Create your first repoから、新規リポジトリを作成します。
ローカルにgitをインストール
ターミナルを開いて、同期するフォルダに移動します。
ちなみに、リポジトリ画面のダッシュボード画面に手順が書いてあります。ローカルにあるフォルダを同期させるので、I have an existing projectが対象です。
先ほど開いてたターミナルで、以下のコマンドを打ちます。
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$ git init
$ git remote add origin https://***********@bitbucket.org/groovingearth/grooving-earth.git
$ git push –u origin —all # pushes up the repo and its refs for the first time
$ git push –u origin —tags # pushes up any tags
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なお、同期したくないディレクトリやファイルは.gitignoreに書き込みます。ここで記載したディレクトリやファイルは同期されなくなります。
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$ touch .gitignore
$ vim .gitignore
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※ここに同期したくないディレクトリを書き込みます。
例: wp-content/cache/ <- wp-contentのcache配下にある全てのファイルを無視します。
SourceTreeからcommitとPUSH
SourceTreeを開いて、+新規リポジトリから対象フォルダを追加する
対象ファイルをcommitし、PUSHします。
commitはすぐに数分程度で完了しますが、PUSHは結構時間がかかります。
※commitとPUSHは完成したら、閉じるボタンが押せるようになります。
※以下のようなメッセージが表示されます。
Pushing to https://*****************@bitbucket.org/groovingearth/grooving-earth.git
POST git-receive-pack (chunked)
以上でローカル(自分のPC)とbitbucketのアカウントと同期することができました。あとは、Localファイルをガシガシさわってcommit -> PUSHすれば変更した内容が記録されるので作業が進めやすくなります!
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